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エル・スウェーニョ(横浜駅ジャズ&イタリアンレストラン) マスター小説 第十三話 少年竜馬2015.12.28

マスター小説 第十三話 少年竜馬
 
四国の急峻な山と足摺、室戸の二つの岬に囲まれた土佐は、太平洋にのみ面している。
土佐の異骨相と言う。異なる人種ということだ。
海洋狩猟民族なのだ。
中国から渡ってきた長僧我部は、土佐に王国を築き、他国から恐れられ、中央からも一目置かれた。
土佐には都を想わせる地名が多い。
桂浜、鏡川、仁淀川、物部川、御免・・・・
中央からの流刑の地であったためか。
関ヶ原の戦いに際して、長僧我部は徳川がかつとみて、家康に密使を送ったが、大阪で捕えられた。
よって、土佐に山内一豊の支配となり、上士、御士の差別ができる。
竜馬が生まれた時、背中に毛が生えていたというのは本当だ。
背中のまん中に大きく長く黒いアザがあり、生えていたのはうぶ毛だった。
うぶ毛はやがて剛毛となる。全身にほくろが散りばめられていた。
物心つくようになって、竜馬は自分の体の異常に気づいた。
他の子供達と違う。体にアザやほくろがあって、背中に毛が生えている。
まわりの好奇な目が注がれる。
いじめられることも多かった。
仲間と裸で水遊びをする時が、苦難の時であった。
それでも、子供だからみんなといっしょに遊びたい。
アザをもち、ほくろだらけ、毛だらけとみんながはやしたてる時もあった。
反面、体も丈夫で、頭もよく、人柄も暖かい子供の竜馬は友だちに人気があった。
少年竜馬は、ぼうっとしている時が多かった。
夢想癖だ。
こせこせ目の前のこともやらず、ぼうっとして、遠くを見ている。
ぼうっとして、庭のビキ翁を見ている。
「ビキ翁、おんしゃあ、まっこと、みにくいのう。たまあるが、おらん背中も毛だらけがやき。」
ビキ翁は動かない。
一日中、じっとはいつくばっていて動かない。
竜馬少年を見ている。
大勢の子供たちが鏡川で水浴びをしている。
竜馬もその中にいる。
ひねくれた年上の子供が叫んだ。
「こんできそこない、あっちゃいけ。」
みんなが竜馬を見る。
気まずい空気が流れた。
「こらあ、つまらんこついうな!」
ガキ大将がどなった。
半平太だ。
「そこんアザ、こっちゃこい。おまん、アザじゃ毛じゃちゅうて気にせんでえいじゃいか。堂々としちょらえいがやき。」
半平太は竜馬を可かわいがった。
アゴ兄い、アゴ兄いと言って竜馬はついて回った。
半平太は三日月のようにアゴがとがっていた。
・・・・・・・・
そんなわりで竜馬は水練ができなかった。
剣と水練は武士のたしなみである。
そんな竜馬を乙女姉さんが気づかった。
乙女姉さんは夜、竜馬を連れて鏡川で泳ぎを教えた。
二人とも裸である。
子供の竜馬の目に、月明かりに浮かぶ乙女姉さんの白い肌は幻想的で美しかった。
竜馬はすぐに泳ぎは上達したが、裸の乙女姉さんといっしょにいたかったので、泳げないふりをしていた。
・・・・・・・・
竜馬はビキ翁をぼうっと見ている。
「おんじゃあ、一日中じっとしちゅうがや。いったい何ばあ考えちゅうが?まっこと年中こちゃんと寝ちゅうようじゃけんど。そっでも生きちゅうんは、天のおかげがやき。たまあるかこんこまい体で何年生きちゅうがやき。」
ビキ翁は動かない。
竜馬少年を見ている。
「ブツブツブツ、この子のアザは天のしるしじゃ。天はこの子になにをさせようと?
ブツブツブツ・・・・
暗い影にもみえる。
幸せになれぬか?
ブツブツブツ・・・・」
・・・・・・・・

(第十三話 竜馬少年 おわり)

エル・スウェーニョ(横浜駅ジャズ&イタリアンレストラン) マスター小説 第十二話 おじいさんとキツネ2015.12.28

マスター小説 第十二話 おじいさんとキツネ
 
おじいさんは森に住んでいました。
白い髪、白い髭。
森の奥の小さな小屋に一人で住んでいます。
別になんといってすることはありません。
森の中で寝て起きて、また寝る毎日です。
友だちは太陽、空、雲、月、星・・・・
森の草や木、虫や動物たち。
ある時、小屋の庭にニワトリがやってきて、卵を生みました。
二羽だったのがだんだん増えて十羽になりました。
毎朝、コケコッコーと鳴いて、卵を生みます。
おじいさんは毎日一つづつ卵を食べることができます。
そうして暮らしていました。
ある晩、キツネがやってきて、ニワトリを一羽くわえてゆきました。
毎晩一羽ずつくわえてゆきます。
ニワトリはだんだん減っていきます。
二羽だけ残りました。
キツネはもう来ませんでした。
ニワトリは卵を生み、だんだん増えて、やがて十羽になりました。
おじいさんも来れて卵を食べられます。
すると、またキツネがやってきて、一羽ずつくわえてゆきます。
キツネはニワトリをくわえてゆくとき、いつもおじいさんが、自分を見ているのに気がついていました。
いちばんはじめから見られているのです。
いつおこられるかと、ヒヤヒヤ、ドキドキしていました。
でも、なにも言われません。
三日目の晩、ニワトリをくわえたキツネは、後ろからのおじいさんの視線にヒヤ汗をびっしょりかき、いたたまれなくなって、ニワトリをはなしました。
そして、おじいさんを見ました。
でも恥ずかしくて、まともに見ることができません。
おじいさんの前でうつむいて、キツネはこう言いました。
「どうして、おこらないんですか?」
「なに、ニワトリはわしのもんじゃない。神さまのもんじゃ。
お前も必要じゃろう。
それに、お前はわかっておる。
ちゃんと二羽残しておいておる。
取り尽くしてはいかん。残しておかんと。」
キツネは少し安心して、おじいさんをまともに見ることができました。
「おじいさんは、ここでなにをなさっているんで?」
「別になんにも。おまえと同じじゃ。ただ生きているだけじゃ。
いや、生かされているだけじゃ。」
キツネは帰り道、いろいろ考えました。
「生きるとは?」
でも頭がよくないので、よくわかりません。
月日がたちました。
おじいさんの小屋のニワトリは、二十羽になりました。
にぎやかです。おじいさんも卵を食べられます。
ある夜、キツネが訪ねてきました。
奥さんと子供たちもいっしょです。
奥さんはおじいさんの前で、手をついて頭を下げ、
「いつも主人がお世話になっております。これ、つまらないものですが」
といって、おみやげをさしだしました。
「これはこれは、ごていねいに。
ほう、マツタケですな。遠慮なくいただきます。」
と、おじいさん。
子供たちは庭で駆け回って遊んでいます。
楽しい夜の語らいの時もすぎ、
「それでは、そろそろおいとまします」
キツネの家族に、おじいさんはおみやげにニワトリを一羽持たせます。
「子供たちに食べさせてやれ。」
そうしてキツネたちはたまに、山のおみやげを持っておじいさんを訪ねて来てくれ、おじいさんはおみやげにニワトリを持たせます。
そのようにして暮らしてゆきました。
ニワトリは二十羽を下ることはありませんでした。
 
(第十二話 おじいさんとキツネ おわり)

エル・スウェーニョ(横浜駅ジャズ&イタリアンレストラン) マスター小説 第十一話 あの日のビッキー2015.12.28

マスター小説 第十一話 あの日のビッキー

今年ももうすぐ春。
ジュンは毎年このころビッキーたちが土の中から姿を現わすのを今か今かと待っている。
いつもは三月四日の啓蟄と呼ばれる日の満月の夜にいっせいに出てきて、水の中でバシャバシャ踊り回ってククククケケケケと歌いまくる。
春を楽しんでいるかのように見えるが、そうではなく、ヒキコちゃんたちよりもビッキーやガマオたちのほうが多いので、とり合いのケンカをしているのだ。
そして、あぶれた男が悲しみのうたを歌うのだ。
今年は満月は二月の末だった。
気の早い連中はもう卵を生んでいる。
三月になった。
・・・・・・・・・・・・
うううう………
おなかがいたい。
どうしたことだ。こんなことは初めてだ。
やっと目が覚めたのというのに
この苦痛。
おや、ガマオだ。
ガマオ、顔色が悪いな。
「よう、ビッキー。はらがいてえ。どうしようもねえ。おまえもかあ。」
ヒキコちゃんも苦しそうだ。
「おなかがイターイ。お医者さんに連れてってえ。イターイ。」
うううううう。
地面から針がおなかをつきさすようだ。
これは、ひょっとしてたいへんなことになるのかも。
たいへんなことが起こるかもしれない。
・・・・・・・・・・・・
ジュンはビッキーたちの様子を見ている。
何か変だ。
元気がない。
おや、ビッキーがぼくを見て鳴いている。
クワックワックワックワッ
(ジュン、たいへんだ。たいへんなことがおこるぞ)
なに、なにか言いたいようだがよくわかんない。
(ジュン、わかっているんだろうな。おまえたち科学というものでわかっているだろうな。もうすぐ大きな地震がくるぞ。クワックワックワックワッ)
ん、なんだ。なにがいいたい?
(ジュン、もうずぐくるぞ。気をつけろよ。ぼくたち、土の中に逃げるから。クワックワックワックワッ)
「おかあさん、ビッキーたちがなにか言ってるよ。」
「なに言ってるの。カエルがしゃべるわけないでしょ。手を洗ったの?」
それからビッキーたちの姿は消えた。
どこにもいない。
何か変だな。
静かな日が過ぎた。
・・・・・・・・・・・
そして、それは来た。
・・・・・・・・・・・
ビッキーたちが再び出てきたのは、四月のおわりだった。

(第十一話 あの日のビッキー おわり)

エル・スウェーニョ(横浜駅ジャズ&イタリアンレストラン) マスター小説 第十話 春の出会い2015.12.28

マスター小説 第十話 春の出会い

ここに小さな泉があります。
ここはビッキーたちの森。
冬。明るい日射しが差し込み、
早春の頃、ビッキーたちが集まり、卵を産み、
もみじの新緑が輝き、
夏、林鬱蒼とした木々から蝉が鳴きしぐれ、
紅葉が色を染め、
そして落ち葉が積まれる。
同じように毎年自然の営みが
繰り返し続いてゆきます。
ある秋、その泉にショックの赤ちゃんが浮かんでいるのを見つけて、
私はたいへん驚いたのと
同時にうれしくてしかたがありませんでした。
子供の時、このような池でショックを見つけたり、
つかまえたりするのは無上の喜びでした。
今でもこのような水辺を見るとショックはいるかなと常々想像していたのですが本当にいたのです。
毎日、目と花を水面に出して同じ場所に浮かんでいます。
どこから来たのだろう?
どうやって?
誰か子供がおたまじゃくしを話したのだろうか?
昔、私がよくやったように。
秋が深まり、ショックの姿が見えなくなりました。
冬眠したのだろうか。
どこへ?
池の底の下へ。
どうやって?
春にまた息を吹き返すのだろうか?
・・・・・・・・・
椿の花が咲き、
ビッキーたちの春の狂宴を向かえ、ビッキーたちの子供が自ら顔を出すころ。
ショックの姿を再び見ることができました。
だいぶ大きくなって今は泉のふちの石の下の穴に住んでいて、
時折、姿を見せますが、近づくと穴の中にひっこんでかくれてしまいます。
穴に隠れているので、今年はあまり姿を見ることができません。
夏からは、まったく見かけなくなりました。
死んだんかな?
ヘビに食べられて。
あるいは子どもたちに捕えられて連れ去られたのか。
そうして秋が来て、
冬が来て、
そして春が来て、
ビッキーたちが集まって生を謳歌します。
ビッキーたちがいなくなってしばらくして私は見ました。
ショックがじっとたたずんでいる姿を。
呼吸をはじめたばかりで動きません。
大きく立派な姿です。
やはり穴に隠れているのですが、それから何度も穴から姿を出しているのを見かけました。
何かを待っているような表情です。
さびしげな表情です。

 (二)
ショックは穴から顔を出して外をながめています。
私はひとりぼっち。
もう何年もひとりぼっち。
春が来た。
何かが、誰かが来てくれるだろうか?
そこへ、ガマオたちの一団が通りかかります。
「なんだ あいつは。変な顔。色も変だぞ」
「やーい、できそこない。おまえなんかの来るところじゃないぞ」
ガマオたちにいじめられてショックは穴の入り口に顔をうずめて泣きました。
しくしくしくしくしく…。
そこへビッキーが来ました。
「こらー、おまえたち何をやってる」
「ヤベー、ビッキーだ。逃げろ。」
ガマオたちは行ってしまいました。
「全く、たちの悪いやつらだ。」
「かわいこちゃん、もう泣かないでいいよ。」
「しくしくしくしくしくしくしく」
「かわいこちゃん、みかけない顔だな。どこから来たの?」
「わからないの?」
「名まえは」
「ショック」
「ぼくビッキー」
ショックちゃんか。
ぼくたちとはすこし違うが、それでも友だちだ。
君は鼻が高くて、口が緑でとても美しいよ。
脚もスラリとして長いし。
「そんなこと言ってくれたのは初めて」
「君はずっと一人でここにいるのかい」
「そうなの。ずっとひとりぼっちなの」
「そうか、さびしいだろうな」
「そう。私ひとりぼっちで生きて、ひとりぼっちで死んでゆくんだわ」
「いやいや、いつかきっと君にふさわしい相手が君を迎えに来るよ。」
「ほんと?」
「来るとも。いつかきっと」
「いつか…」
「きっと」…

(第十話 春の出会い おわり)

エル・スウェーニョ(横浜駅ジャズ&イタリアンレストラン)マスター小説 第九話 春の歌2015.12.28

マスター小説 第九話 春のうた
 
ハーイ、おはよう!ぼくビッキー。
今、長い眠りから覚めたとこ。
まだ頭はボーとして、体も動かなく、目もかすんで見えない。
眠っている間のことは全く覚えていない。
でも深い眠りの底に遠い記憶があって、おぼろげな夢のように映し出される水の中から初めて顔を出した瞬間だ。
遠い遠い昔のことだ。
命というものが水の中で生きていて、ぼくたちの祖先が魚として世界中の海を泳ぎ回って永い時が過っていた。
水の上に新世界があることを想像して、顔を出したのだ。
驚くべき行為。
驚くべき世界。
まさに新世界。
その瞬間のことが、今、よみがえる。
だんだん頭もはっきりしてきた。
目も見せるようになってきた。
ぼくは池の前にたたずんでいる。
梅の花が舞い散ってくる。
青い空。
真っ赤な椿の花。
池のほとりの黄色の美しい花はミモザの花かな。
太陽はあたたかいが風は冷たい。
だんだん思い出してきた。
ぼくたちはいつもこの時期、永い眠りから目覚めて池のほとりに来るのだ。
春。
生命がよみがえる。
春の歌
クククククク…
ケケケケケケケケ。
夜になった。
まあるいお月さんが輝いている。
星もまたたく。
思い出したぞ。
去年はぼくはここでひきこちゃんに会ったんだ。
美しい女性。
そして愛し合い、二人で卵をたくさん産んだんだ。
ああ、思い出しても幸せな気持ち。
今、ぼくはこうしてひきこちゃんが来るのも待っているんだ。
今年も会えるかな。
ひきこちゃんはまだ眠っているのかな。
おねぼうさんだからな。
はやくひきこちゃんに会いたいな。
ククククククク
ケケケケケケケケケ。
一日が過ぎた。
ぼくは一人で待っている。
おや、むこうから何か来るぞ。
ゲッ! ガマオだ。
いやなやつ。
なんてみにくいんだ・
「よう、ビッキー。また会ったな。」
「おまえなんかに会いたくない。」
「まあそういうん。去年はおまえにひきこちゃんをとられたが今回はそうはいかん。今年はひきこちゃんはおれがいただく。」
なにを言ってやがる。
このバカ。
バチバチバチバチ
ククククククク
ケケケケケケケケ
二日が過ぎた。
夜になった。
まんまるの月が輝く。
ふとかぐわしい香り
予感。
向こうで何かが動いた。
ひきこちゃんだ。
ぼくはガマオの顔に蹴りを入れて一目散に駆け出した。
やっぱりひきこちゃんだ。
目であいさつするなり、ぼくはひきこちゃんの背中から抱きついた。
うう、この感触。
柔らかい胸のふくらみ、すべすべした肌。
幸せ……
そこへガマオが追いかけてきて、ぼくの顔面に頭突きをくらわせた。
ウウ…
クラクラクラクラ
もう一発くらった。
クラクラクラクラ
不覚にもぼくは、ひきこちゃんからはなれてひっくりかえってしまった。
「ケケケケ、ざまあみろ」
ひきこちゃんが抱きつく。
「ビッキーだいじょうぶ?」
ひきこちゃんの心配そうな顔。
「うう、クソー」
ぼくは気をとりなおして、ガマオの脇腹へ頭突きをくらわす。
ガマオは蹴りで応酬する。
一発、二発、三発。
激しい攻防が続く。
クソゥなんてしつこい奴!
「ケケケケ、おれの勝ちだ。ケケケケケ」

ぼくはもう疲れ果てて、絶望的になってきた。
その時、一陣の風がザァーと吹いた。
そばのミモザの木が大きくそよいだ。
そしてその枯れ枝が落ちてきてガマオの頭を直撃した。
「ウワー痛え」
ガマオは気絶してひっくりかえった。
ミモザが味方してくれたぞ。
ぼくは再びひきこちゃんに抱きついた。
「ビッキー、あなたでよかった」
ひきこちゃんは言ってくれた。
うれしいいいいい。
やっとひきこちゃんと二人になれた。
ミモザの花が祝福してくれてるみたいだ。
恋の調べ。
ククククククク
ケケケケケケケケケ
夜も更けてきた。
二人でこうしていると悠久の時が過ぎていく。
ひきこちゃんとぼくはぴったりとくっついて水の中でひとつになってじっと待っている。
「ビッキー、もうすぐよ」
「うん」
満月が輝いている。
時が過ぎる。
「ビッキー、もうすぐ来るよ」
ひきこちゃんがささやく。
ドキドキドキドキ。
「ビッキー、出るよ出るよ!」
「ぼくも出る」
ギュッと抱き締める。
「ああ……」
「ううっ」
ひきこちゃんのお腹からズイズイと卵がとめどもなくあふれ出てくる。
同時にぼくもあらん限りの精子をふりそそぐ。
絶頂の瞬間。
恍惚の時。
生命の躍動。
いのちの燃える時。
ククククククククク
ケケケケケケケケ
 
(第九話 春のうた おわり)

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