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第23話エルスウェーニョ 横浜駅ジャズ&イタリアンレストラン マスターファンタジー ビッキーとユーリのユルメ探訪 第23話2016.03.22

エルスウェーニョ 横浜駅ジャズ&イタリアンレストラン マスターファンタジー
ビッキーとユーリのユルメ探訪 第23話

                                                                                     

オリュンポス神殿の大広間のダイニングテーブルで

ビッキーとユーリはゼウスの神と家族の神々と一緒に食事を楽しみながら3Dシアターの映像を見ている。

まるで部屋全体がアテネの町をフワフワ飛んで目の当たりにしているかのようだ

映像はアテネの街を映し出す。商店街を過ぎ、中央広場にオリュンポス祭壇がある。

今、オリュンポスのお祭りの最中で華やかに飾りつけ、周りは出店でいろいろ食べものを売って人がいっぱいだ。

人々は着飾って、家族で、あるいは恋人同士で楽しげに歩いたり話したりしている。

中央広場の祭壇に人が立った。盲目だ。人々は静かになって祭壇を囲み、その人に注目する。ホメロスだ。

ホメロスは両手を天に差し伸べ、歌い、語り始める。

「ムーサの女神よ 詩の女神よ 我に歌わせたまえ 神々と人々の父ゼウス大神の尊さを、そしてレダの美しさを」
人々はしんとして聞き入る。オリュンポス神殿のビッキーとユーリも聞き入る。
「神々と人々の父、ゼウスは,オリュンポス神殿でゆっくりとネクトルを飲みながら一人の時間を楽しんでいた。

妻の大きな美しい瞳のヘラと娘の気の強いアテナはアテナの街へお出かけしている。

女のすることだ。買い物をしたり食事をしたりすることだろう。

他の子供たち、足首細き麗しのアルテミスは月へ、この上なく美しいアフロディテはエーゲ海へ、でかけている。

息子たちアポロンは太陽へ、ヘルメスは西のアトラス山へでかけている。

末っ子のディオニッソスはどこへ行ったかわからん。

あいつはまったくわけのわからん男で、酒ばかり飲んで全く何を考えているのやら。

ともあれ、平和な日だ。静かな日だ。

ティターン巨神族やギガンテス巨人族との戦いもなんとか終わり、

やつらも地下のハデスのところでおとなしく繋がれておる。

もう戦いを挑んでくることもあるまい。

ポセイドンも海を静かに治めているし人々の暮らしもつつましく平和だ。

やっと平和な日々が訪れてきた。

思えば源初、カオス(混沌)の中から母なるガイアが世界を生み出してから今までずっと戦いの連続であった。

やっと平和な日々が訪れてきたのだ。

そうして全能の大神ゼウスは雲に乗り、平和な地上の上をゆっくりと散歩していくのであった。

地上は緑豊かに、花々が咲き誇り、美しく、そして生命に満ちあふれている。

太陽が輝き、空気も澄んで、美しい世界だ。緑の山々が連なり、緑の牧場が広がっている。

緑の中に美しい泉がある。白鳥たちが水浴びしている。

おや、女が一人歩いてきた。羊飼いの女か。まだ若い。

女は泉のそばに来ると立ち止まり、周りを注意深く見回してから服を脱ぎ始めた。

水浴びをするつもりか。全能の神ゼウスは雲の上から見下ろしていたが、

いやいやここで事を起こしてはせっかくの平和な日々が台無しになってしまう。

今は静かに過ごすべきだと見なかったことにし、ゆきすぎた。

泉と女を通り過ごし、忘れようとしたゼウスの神にガイアとエロース(生命の力)がつぶやきかける。
「あの美しい女が欲しくないのか」
確かに美しい。そうして、全能の神ゼウスは自らの身体を白鳥の姿に変え、いずみへ舞い降りた。
———-
レダは泉に足を入れた。太陽がまぶしく、暖かい。水も暖かい。私の他には誰もいないわ。

なんて気持ちのいい日でしょう。お父さん、お母さんと3人で山の牧場での暮らし。

つつましやかながら平和に育ったわたしも大人になってきたわ。これからわたしはどうなるのかしら。

どんなすてきな男性が現れるのかしら。レダは泉の中でその美しい肢体を長々と伸ばした、

あれ?なに?この白鳥、そばに来て、なんなの。へんな白鳥ね。なに?どうしたの?あっ、何をするの、おまえ。

おまえはだれ?ああ… レダはそのまま気を失った。太陽は輝き。美しい世界を時間がゆっくりと過ぎていった。」
第23話 終わり

エルスウェーニョ 横浜駅ジャズ&イタリアンレストラン マスターファンタジー

第22話エルスウェーニョ 横浜駅ジャズ&イタリアンレストラン マスターファンタジー ビッキーとユーリのユルメ探訪 第22話2016.03.22

エルスウェーニョ 横浜駅ジャズ&イタリアンレストラン マスターファンタジー
ビッキーとユーリのユルメ探訪 第22話

 

 

ビッキーとユーリはオリンポス神殿に滞在している。

シェラトンホテルのスイートのような部屋でニンフ(妖精)たちがお世話をしてくれて、

豪華なベッドで寝て、大きなお風呂に入る。

子どもの妖精たちが遊び相手になってくれて、神殿の中や山々を自由に遊び回る。

オリュンポスのお祭りの最中なのでゼウスの大神の家族もみんな集まって、一緒に食事をする。

神々もみんなビッキーとユーリにやさしくしてくれる。

ダイニングホールの大テーブルで食事をしながら歓談したりして時を過ごす。

ホールの大きな白い壁はスクリーンになっていて、いつでも見たいもの行きたいところが映しだされる。

3D劇場というもので、あたかも部屋全体が雲にのってその場所へ移動して目の当たりに情景を見るかのようにリアルな感覚だ。

今日はアテネの街が映しだされる。アテネの町を雲に乗ってフワフワ飛んでいるかのようだ。

アテネは城壁に囲まれた都市国家(ポリス)で合議制の市民社会であった。

人々はこの街で市民として政治に参加し、法をつくり、秩序を保った。
プラトニック大学院が映しだされる。学長のプラトンは演壇に座って学内を見渡している。

才能あふれる若者たちに「知」というものを説いているのは名誉教授のソクラテスである。

向こうの部屋では助教授のアリストテレスが「イデア」(idea)について講義している。

物理学部では講師のアルキメデスが教えている。先般アルキメデスの原理を発明したばかりだ。

アルキメデスは王に呼ばれて王冠が純金であるかどうかを壊さずに証明せよ。と命ぜられて、

日夜ウンウンとうなって考えた。証明できなければ首が飛ぶ。

考えながら湯舟につかって、湯があふれ出るさまをみて、

「エウリカ、エウリカ」わかったぞ、わかったぞと飛び出した。

王冠と同じ重さの純金を水につけてみて、あふれる水量が王冠と同じであれば純金である。

これによってアルキメデスはプラトニック大学院に迎えられたのである。
教育学部ではケンタウロスのケイロンが教えている。

馬の足で諸国を回り知識の宝庫であるケイロンは多くの英雄たちを教え、育てた。
医学部ではヒポクラテスが医は仁なりと教えている。

医者というものは愛を持って人の痛みを助けるものであると説く。
プラトニック大学院に別れを告げて映像はアテネのおしゃれな商店街を通りオリンピックスタジアムを映し出す。

オリンピック祭典の最中でこれからオリンピック競技の華である100メートル競走がはじまる。

男たちがスタートラインに並ぶ。

ギリシャのヒッポリウス、黒人のカール・ルイスやグリーンなどがいる。

おおーと場内が大きくざわめいた。大観衆がうおーと地鳴りのように騒いでいる。
「飛び入り参加がある模様です。おおっと女だ。アタランタと名乗っています。

女物の衣装を脱いで裸で走る模様です、男たちの目を釘付けにしています。

選手たちがスタートラインに並びました。

ヨーイ・ドン。アタランタが飛び出しました。速い速い。

ヒッポリウス、ルイス、グリーン、アタランタの後ろを追う。

アタランタの美しい後ろ姿に見とれて、追い抜くことができません。

アタランタ、トップを走る。走る。ゴールイン。アタランタ優勝です。

男たち負けました。悔しがっています。

女に負けたこと以上に自分に負けたことが許せないことでしょう。」

オリンピックスタジアムから実況でした。
オリンピックスタジアムに別れを告げて、映像はスパルタ武道館を映し出す。
「これから世界最強の男の決定戦が行われます。

無敵の王者、ギルガメッシュに若き怪力男ヘラクレスが挑戦します。

最強の男はどちらか?両者、リング上で握手しました。

「カーン」ゴングが鳴り、試合開始です。両者中央で組み合います。

力比べでは怪力ヘラクレスに分があるか。おお、ヘラクレス、ギルガメッシュを持ち上げ、ボディスラムで投げました。ギルガメッシュ、すばらしいバネでドロップキックでヘラクレスを蹴り飛ばします。ヘラクレス、その腕力でギルガメッシュをヘッドロックで締め付けます。おおっと、目にも留まらぬ速さでギルガメッシュ、バックドロップを決めました。電光石火の早業です。ヘラクレス、頭からリングに叩きつけられて起き上がれません。ギルガメッシュ、ロープ最上段から飛んでニードロップをヘラクレスに決めました、押さえこんで、ワン・ツー・スリー、ヘラクレス、立ち上がれません。ギルガメッシュ、王者タイトルを守りました。場内、割れんばかりの歓声でギルガメッシュを称えております。」スパルタ武道館から実況でした。
スパルタ武道館に別れを告げて映像はコロス歌劇場を映し出す。

劇場ではソフォクレスの悲劇「オイディプス」が上映されているところだ。

合唱団や楽隊を後ろに従えて、名優デローニがオイディプスを演じる。

そうとは知らず父親を殺してしまい母親と結婚してしまうという男の悲劇の物語だ。

あまりの悲劇的なストーリーと名演技で場内あふれんばかりの観客はみな涙を流して演技に熱心に見入っている。
コロス歌劇場に別れを告げて映像はアテネの商店街をゆっくりと映し出す。

人々は自由に仕事をし、義務を果たし、お互いを尊重し、生活し、神々を敬い、暮らしている。

紀元前数百年のころのことである。
第22話 終わり

エルスウェーニョ横浜駅ジャズ&イタリアンレストラン マスターファンタジービッキーとユーリのユルメ探訪 第25 話2016.03.12

  1. エルスウェーニョ横浜駅ジャズ&イタリアンレストラン マスターファンタジービッキーとユーリのユルメ探訪 第25 話

 

 

オリンポス神殿の大広間のダイニングテーブルで
ビッキーとユーリは神々と一緒に食事を楽しみながら
3-Dシアターで映像を見ている。
映像はアテネの街を映し出す。
まるでそこにいるかのような臨場感だ。
アテネの街の中を広場の祭壇で
ホメロスの詩は続く。
「ムーサの女神よ。詩の女神よ。
我に歌わせたまえ。ヘレネの愛らしさと
ペルセウスとメデューサの物語を。」
メネラウスの王宮でヘレネは少女たちと一緒に暮らしている。
歌を歌ったり踊りを踊ったりしながら、
幸せな日々を送っていた。
王宮には色々な人が訪れてくる。
宴が催されお酒や食事が並べられ、
ヘレネ達少女合唱団が歌う。
ある時ペルセウスという男が訪れてきた。
もうかなり歳をとっているが昔は英雄として有名だった。
ペルセウスはヘレネ達若い者たち相手に
昔の冒険の話を語ってくれた。
アルゴス王 アクリシオスはダナエと言う美しい娘がいたが
孫に殺されるであろうと言う信託があったので
ダナエを石の壁の部屋に閉じ込めて誰も中へ入れないようにしていた。
しかし、全能の神ゼウスは黄金の雨の雫となって石の天井から侵入し
ダナエと交わる。そうして生まれた子供がペルセウスである。
ペルセウスはいわばヘレネのお兄さんである。
海に流された赤ん坊のペルセウスは
漁師に拾われたくましい若者に成長した。
ペルセウス最初にして最大の冒険は
ゴルゴン3姉妹の末娘メデューサの首を取るということだった。
メデューサは、その顔を一目でも見たものは
石になってしまうという恐ろしい怪物女として恐れられていた。
よってメデューサの顔を知るものは誰1人としていない。
ペルセウスは恐ろしかったが、やり遂げなければならない。
メデューサのいる洞窟に入り
剣を持って盾にメデューサを写して首を切ろうとした。
そして盾に写るメデューサの顔を見てはっとした。
「なんと美しい女だ。」
直接顔を見る事はできない。
見ては石になってしまう。
だがこれほど美しい女がいるとは。
美の女神アフロディーテ(ヴィーナス)と瓜二つだ。
「メデューサよ、私はペルセウス。
お前の首を取りに来た。
だがこれほど美しい女だと思いもよらなかった。」
「ペルセウス、あなたを待っていました。
いつか来てくれるだろうと。
私たちゴルゴンの3姉妹は美の3女神
アテナ、アルテミス、アフロディーテの影なのです。
末の娘の私はアフロディーテと同じ顔。

しかしながら女神たちは私たちの美しさを隠すため、
私の顔を見たものは石になってしまうようにしたのです。
ペルセウス、
私の頭に女神からもらった袋を、
本当ならあなたが討ち取った、

私の首が入るはずだったその袋を
被せて連れて行ってください。
私はあなたのしもべとなります。」
「メデューサ、美しい人
私の妻として連れて行く。
お前の顔を見ることができないが。」
ペルセウスは袋をかぶったメデューサの手を引いて旅を続けた。
2人は心から愛し合ったが
ペルセウスはメデューサの美しい顔を見ることはできない。
見れば石になってしまうのだ。
旅の途中
海岸の岩に1人の女が繋がれている。
黒い肌だ。
「黒く美しい人、なぜこのようなところで、
このように繋がれている?」
ペルセウスが尋ねる。
「私はアンドロメダ。エチオピアの王女です。
母のカシオペアが海のニンフをバカにしたので、
海のニンフは怒って怪物を送って、
エチオピアを荒らし回りました。
怪物の怒りを沈めるため
私は生贄となって繋がれているのです。
もうすぐ怪物が来ます。
どうか助けてください。
あなたにすべてを捧げます。」
メデューサが進み出て
ペルセウスに告げる。
「ペルセウス、愛する人。
私がこのアンドロメダの身代わりになります。
この人を妻として連れて行ってください。」
「お前は?
このあとどうする?」
「私はあなたに愛されて幸せでした。
でも私は怪物。
海の怪物を石にして退治してから

ディアミール巨神のところでお世話になろうと思います。
ディアミール巨神はもともと岩ですから
私を見ても何ともありません。

急いで、
すぐそこに海の怪物が来ています。
さあ、2人で行って。
お幸せに。
さようならペルセウス」
メデューサは頭の袋を投げ捨て
迫り来る海の怪物をむかえた。

 

第25話おわり

ホワイトディ エルスウェーニョ横浜駅ジャズ&イタリアンレストランでのビッキーとユーリのグルメ探訪第21話2016.03.11

  1. ホワイトディ エルスウェーニョ横浜駅ジャズ&イタリアンレストランでのビッキーとユーリのグルメ探訪第21話

 

3月14日はホワイトディ。
バレンタインのお返しに男性が女性にプレゼントをする日だ。
ビッキーはユーリを誘って横浜駅から歩いてすぐのイタリアンレストランエルスウェーニョにやってきた。
奥のテーブルに座ってユーリは
「今日は何にしようかな」
とウキウキしている。
「ホワイトデーだから白ワインにしよう」
とビッキー。
持ってきてくれたワインはイタリアのプーリア州のカステッリ・セウェリーノ。
春らしいフレッシュなフルーツの香りに独特の苦味と渋みがよく合っている。
ファランギーナという珍しい葡萄を使っている。
こういうワインには真っ白のモッツァレラチーズと真っ赤なトマトのカプレーゼがよく合う。
「だいぶ暖かくなってもう春ね。」
とユーリがにっこりしてパクパク食べる。
春はみんなを幸せにしてくれるのだ。
次の料理は春キャベツと菜の花とサーモンのホワイトクリームパスタ。
デュラムセモリナ粉を
水でこねていちにち寝かせてから綿棒で薄く平たく伸ばして包丁で切る。
特別の浄水器で作るおいしい水を大鍋にたっぷり入れて
強火で沸騰させる。
ほんの少し塩を入れて切った麺を入れる。
麺が入った瞬間にお湯の温度が下がらないことが大事だ。
下茹でしたキャベツと菜の花を
サーモンと一緒に生クリームで温め
茹で上がったパスタとあえる。塩と胡椒を少し。
「おいしい、おいしい」
とユーリはパクパク食べている。ビッキーも食べる。
「あー、おいしかった」とユーリ。
食事が終わった。
ビッキーとユーリのテーブルに
江野さんがやってきた。
「やあ、ビッキーくん、ユーリちゃん
春になって来たね。
ますます楽しくなるね。
はい、これ、ユーリちゃんへ」
と言って手作りのバタークッキーを出してくれた。
焼きたてでまだ暖かい。
「わぁ、ありがとう」
とユーリは幸せそう。
こうしてイタリアンレストラン エルスウェーニョで
ビッキーとユーリはホワイトデイを楽しく過ごしていた。
第21話終わり

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