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エルスウェーニョ(横浜駅イタリアンレストラン)マスターファンタジー ビッキーとユーリのユルメ探訪(13)2016.01.31

エルスウェーニョ(横浜駅イタリアンレストラン)マスターファンタジー
ビッキーとユーリのユルメ探訪(13)

ドドドドドドドドド
ビッキーとユーリを乗せてケンタウルス ノートンは走る。
「オートバイに乗っている人ってかっこいいね」
「若い時のゲハラってステキ。イケメンだわ」
こんな話をしていると
向こうからオートバイが走ってくる。
「おお、バーナード・ショウだ。
ビンセントⅤツインの上で堂々としている。
その後を追ってジデラサルティーノを駆けるのは、ムッソリーニ青年だ。血相を変えて追っている。
ムッソリーニ青年はイギリスのビンセントを打ち負かすことに全情熱を傾けている。
やがてそれはメッサー・シュミットにかわるのだが。」
次々とオートバイが走ってくる。
「あの先頭は若いマーロンブランド。
横はステーブマックイーンだ。トライアンフワイルドワンズのメンバーを引き連れて走っている。後ろにリチャードギアもいる。
お、後ろからものすごいスピードで追い越してきたのは最速のインディアンを走らせるアンソニーポピンズだ
ポンネビルで最高速度記録を打ち立てにゆくところか。」
淡々とオートバイが走ってくる。
「白バイは二台並んできた。モトグッチカリフォルニアだ。007ショーン・コネリーとダーティトリィことクリント・イーストウッドがポリス姿で乗っている。
その後ろからくるカワサキZ1000の白バイはジョンとパンチ」
「ハーレーが二台並んで走ってきた。ミッキーロークとマルボロマンの二人だ。アメリカ大陸を旅している。
もう一台ハーレーでジャンプしているのはターミネーターのアーノルド・シュワルツェネッガーの強靭な肉体。シュワちゃんは以前からホンダ750に乗ってたな」
次に一台のオートバイが走ってくる。
「おとうさーん、げんきー?」
一瞬にして走り去った。
「今のはわしの娘のノートン・マンクス。
気が強くて嫁のもらい手がないかと心配しておったが、マエストロと呼ばれるほどのすばらしい男、シェフ・デュークを射止めて、マン島で幸せな生涯を過ごしておる。
デュークは背も高く、イケメンで、ものごしも柔らかで才能があふれる。
このうえない婿殿だ。
デュークはマン島レーストラックで娘と大活躍した後、
日本のオートバイマニアに招待されて来日した。
まだオートバイもあまりないころの日本で
イギリスから来た自分を熱烈に歓迎してくれるたくさんのオーハイエンスージェンと(熱狂的なマニア)がいることに驚き、この国はきっとオートバイ産業と文化が発展するだろうと思う。モトクロス会場でみんなと走った時、伊東史郎の走りを見て、すばらしい走りだと印象を持つ。
本田工場を訪れて本田宗一郎社長に紹介しますといわれて、そこで作業着姿でオートバイをいじっていた人が宗一郎社長だったことに驚き、自国の社長室でふんぞり返っている人たちを思った…」
次にまた一台オートバイが走ってくる。
「おじいちゃーん、げんきー?」
一瞬にして走り去った。
「今のは孫娘のドカティだ
身内のひいき目かもしれんが、あれほど美しい娘はいない。
世界中の男どもが言い寄ってきおった。
まあ、あの娘も男が好きで恋多き生涯を送っておったがマイクザバイクと異名を持つ
すばらしい男、マイクヘイウルウッドにはいちころでまいった。
マイクは引退しておったが、ドカティを見て、青春の血が騒いだのだ。
二人で奇跡のマン島優勝。
華やかな女の生涯だの」
次に二台のオートバイが並んで来る。
モトグッチ・ビ・チリンドリに乗っているサミー・ミラー氏だ。
もう80を越えている。
隣はアラン・カスタード氏、ドカティイモラを走らせている。
二人はにこにことビッキーとユーリとケンタウルスノートンに手を振る。
お二方ともくもりのない目でオートバイを見、愛し、オートバイのすばらしさを世に伝えていくれている。
             第十三話おわり

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