男達の仲間や子孫たちは、その実を栽培し、畑を作り定住するようになる。
もはや獲物を追って大陸を移動する必要はなくなった。
ユーラシア大陸の東と西で村を統合して国というものをつくる男が現れた。
人類の文明というものが始まる。
マケドニアの羊飼いアレキサンダーグレイトは愛馬を駆ってギリシャを制圧し
軍を率いてペルシャを破り
東へ東へと進む。
アレキサンダーはこの時代のすべてのヨーロッパ人と同じく世界は陸でできていると信じていた。
陸はどこまでも続き、進み、そして知ることができると。
科学というものの根拠である。